『
約三十の嘘』:劇作家・土田英生の同名戯曲をの大谷健太郎監督が映画化した異色の群像ドラマ。久々にチームを組んで大仕事に及んだ男女6人の詐欺師たちが、疾走する寝台特急の中で起きた思いがけない事態を前に疑心暗鬼に陥り、次第にそれぞれの思惑や本音が浮き彫りになっていくさまを描いています。出演は椎名桔平、中谷美紀、妻夫木聡、田辺誠一、八嶋智人、伴杏里。
この作品、公開前から滅茶苦茶楽しみにしていたんですよ。出演者の豪華さもさることながら、音楽担当が個人的にも大好きなクレイジーケンバンドとなれば期待しないのが無理というもの(笑)イメージ?キャラクターの“ゴンゾウ”のブラックさ加減もツボにはまってましたしね。
…で、観終わって。
うーん、期待値が高かったせいもあったのでしょうが、思ってたよりもノリ切れずに終わってしまった感がありました。なんか薄い?感じ。(つまらないという訳ではありませんよ!)
せっかくあれだけの濃いメンツを揃えているにも関わらず、上手く使い切れていない印象でした。それぞれの見せ場はあるんですけれど。
ま、この作品はあくまでも群像劇であって、詐欺師達だからダマしダマされるスリリングな展開とか大どんでん返しは必要ないんですよね。
ハッ!!まさかこれこそ観客を煙に巻く、詐欺のテクニックだったりして(爆)
『
大騒動の小さな家』:“奇妙な同居生活を始める3才違いの実の母娘とその周囲の人々の生活をだらだらと描く、人情母娘物SFエッセイ的ホームドラマなのです。”←公式より。出演者は西村雅彦、安達祐実、袴田吉彦、雛形あきこ、深沢邦之(Take2)or東 貴博(Take2)Wキャスト、高橋ひとみ、モロ師岡。
実はこれ、ダンナの同僚の方からチケットを頂いて観に行ってきました。
そのせいもあったのか、又仕事も忙しさを極めていた合間だったからか、上映中居眠りしてしまいました(爆)
たしかにダラダラ描いてはいましたが、ストーリーもあまり起伏がなく笑のツボもはずし気味だったんだよねぇ。。。
モロ師岡さんも、もっと弾けてても良かったのにな。
何にしても客席が6〜7割方しか埋まっていなかったのが、一番気になったよ(汗)